『人は動く。髪も動く。』♪

SOUND NOTE

髪を切って美容室から出た時、髪はすでに動いています。歩いているだけで髪の毛は揺れ、電車に乗る頃には、多少なりともさっきとは違うハズです。下を向いたり、振り向いてみたり、掻きあげてみたり、、、。

常に体は動き、髪もまた動き続けています。
-teto-では、『その動き自体がセット・スタイリングそのものである。』と考えています。

どこにどう動いても“サマ”になっていることは大切です。ですから、いつでも触れるように、WAXやオイル系のトリートメントなどによる、ベタつきは厳禁です!
そして、セットの仕方はほぼ教えません。と言うよりも、必要ありません。お客様自体も『乾かしただけでキマる』を期待なさって御来店されておりますし、そのようにカットしております。乾かし方、ドライヤーの方向、角度、距離、温度は教えます!

髪の毛は触ったり、触られたりする“カラダの一部”だと思っています。逆に、セットされたガチガチの髪形は、崩れないように気を付けなければいけません。でも、そんなことを四六時中気にしながら、生活は出来ないでしょう。

髪の毛は、『いざ、触ってみよう!』と思うのではなく、何気に、何の意識もなく触ってしまうものです。
きっとそれは無意識的な動きのハズです。
そんな動きを含めての、“髪形”なんです。そして、『それを考慮した上での、カットである。』と-teto-では考えています。
つまりは、動かないモノとして髪の毛を扱うのではなく、
“動くモノ”として扱わなければ、イイ髪形は出来ないということです。

大切なのは、ヘアチェックの時、『今日はどうしたいですか?』の前に、ファーストコンタクト以前にすでに観察し。チェックの際にはその観察を確実なものにするために、髪を触ることからスタートすることなんです☆

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